心拍確認後に流産 受精せず 子宮内膜症、生理痛の漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
結婚5年目、42才のお客様。
一度は自然妊娠したものの、心拍確認後に流産。
タイミング治療を経て、40才から顕微授精(ICSI)。
1度目は、採卵した3個はいずれも受精せず。2ヶ月後に再度採卵するも5個中1つしか分割が進まず、結果は陰性。
卵巣予備能を示すAMH値は1.5以下。子宮内膜症、生理痛もあり、生理時の塊は500円玉大、片側卵管閉塞、チョコレート嚢腫もあり、通常以上に排卵誘発をしても思うように卵巣が反応せず、長期の治療によって基礎体温が全体的に上昇していました。
精子の側もICSIを適用しないと難しい状態で来店されました。
最初の2週間は、生理不順を整える漢方薬を。
その後は周期調節法で身体を調え、ご主人様にも虚弱体質を改善する漢方を飲んで頂きました。
服薬4ヶ月後、漢方を始めて初めての採卵は2個。受精したものの1つは分割が進まず。
2度目は7ヶ月後。ご主人様の精子の数値が改善してきました。
5個採卵し、その内2個をICSI。グレード1の卵が1つ出来ましたが、結果は(-)。
徐々に改善はみられるものの、いずれも胚盤胞には至りませんでした。
一日一日身体づくりを積み重ね、服薬1年半が経った3度目の採卵で、ついに胚盤胞が出来るまでに!不妊治療を始めてから2年の月日を重ねましたが、尻上がりに元気な受精卵が出来るようになりました。
この間、共に笑い、泣き…一緒に頑張ってきました。「いつでも頼れる伴走者でありたい」と思いながらご相談を続けています。
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